2017.03.08
3月担当 ユーフォニアム 山田先生
皆様こんにちは!ユーフォニアム講師の山田と申します。
こちらで講師を勤めさせていただいてもうすぐ3年目に突入するのですがこちらに投稿するのは初めてです。拙い文章になるかとは思いますが宜しくお願い致します。
ユーフォニアムというあまり世間には知られてない楽器ですが、ここ近年では「響け!ユーフォニアム」という小説からアニメ化がされて去年は2期が公開されて少しは周りに認知されるようになったのではないでしょうか。
自分の先生は「この楽器の名前がタイトルに使われるなんて凄い時代になったものだ!」と仰っていました。大した事ではないだろうと思われるかもしれませんが、このようなマイナーな楽器をやっている人としては革命が起きたぐらいの事件です。
昔から当然「ユーフォニアム」という名前ではあったにも関わらず、そう呼んでもらえなかったと聞きます。「小バス」だったり「バリトン」だったりなかなか名前が認知されなかったんだとか。(小バスはチューバの小さい版という意味、そもそもバリトンは違う楽器)。吹奏楽の楽譜では「Euphonium」と書いてもらえず、「Baritone」と記載がされていることもざらにありました。
それが漸く周知に「ユーフォニアム」という名前が認知され、楽器の良さも聞いてくださった方々、作曲者に伝わっていっていますね。楽器の良さについては2014年の川野先生の記事をお読みください。とても面白く纏っております。
今のユーフォニアム奏者はなるべく演奏活動を増やし、作曲者にこの楽器の為の作品を沢山残して貰おうと頑張っています。クラリネットやトランペットと違い、モーツァルトやハイドンのような偉大な作曲家はユーフォニアムの作品を書いておりません。そもそも楽器ができておりませんし、ユーフォニアムの歴史は200年もありません。
しかし、それはまだまだ楽器そのものが未開発であることを意味しつつ、可能性に溢れていると自分は信じています。
そんなユーフォニアムを私ともっと盛り上げていきませんか?体験も沢山受け付けております!楽器がなくても大丈夫!レンタルでお貸しできるので手ぶらでも大丈夫!初めてやる人でも大丈夫!(寧ろそういう方が多いです)
楽しくユーフォニアムと触れ合っていきましょう!お会いできる日を楽しみにしております!
山田修平