2018.07.06

7月担当 サックス 大木麻衣先生

皆さまはじめまして。
サクソフォーン講師の大木麻衣です(^^)

すっかり夏らしい暑さになってきましたね。
お洗濯物がよく乾くので清々しい気持ちですが、早くも暑さで夏バテしてしまいそうです()

さて、前回の鈴木先生の投稿に【湿気】というワードが出ておりましたので、それに関連する話題をひとつ..!

サクソフォーンは一見金属のみでできているように見えますが、口元をよく見てみると【リード】という木の板が付いています。

リードは湿気によるダメージを受けやすく、音色の変化や波打ちに悩まされる方が多くいらっしゃるかと思います。
また、キーの裏についている【タンポ】も梅雨の時期にカビが発生する事があり、サクソフォーンにとって梅雨は大敵なのでは?と言う声がよく聞こえます。

梅雨ももちろんですが、梅雨を乗り越えた今も楽器にとって、とても大切な時期と言えるかもしれません。

例えば、楽器を演奏後に短時間の休憩を取り、再び楽器を見てみると管内が乾いていたなんて事がありますが、見えないタンポやマウスピースとリードの間には水分が残ったまま..なんて事がよくあります。

この状態でエアコンがついた部屋に楽器を放置したり、そのままケースにしまってしまうと、梅雨と同じくリードの痛みやタンポの劣化、さらにカビを招く原因になります。

サクソフォーンは楽器が大きいので、1つのタンポを変えるだけでも少しお金がかかります()
ですので、夏は音楽が盛んな時期でもありますが、お手入れやメンテナンスはかかさずにしていきたいところですね(^^)

1年中同じようなコンディションで演奏したい!という方には【ヴァイタライザー】という湿度調整剤も販売されていますので、ジップロックにリードとヴァイタライザーを一緒に入れておくと効果があるかもしれません。
(もちろん個人差はありますので、参考程度に)

私のレッスンでは実技だけでなく、希望があればこういった小ネタをお話することもあります!

少しでもサクソフォーンに興味をお持ちでしたら、是非体験レッスンにてお話をお聞かせください

ご覧いただきありがとうございました(^^)

サクソフォーン講師
大木麻衣