2020.04.06

バイオリン 堀内友唯先生

皆さま初めまして、ヴァイオリン講師の堀内です。

 

桜の綺麗な季節ですがお花見にも行けず、音楽院の定期演奏会やオリンピックなど楽しみにしていたイベントもどんどん延期や中止になってしまい、自粛で引きこもりの日々・・・

 

仕事の予定もどんどんキャンセルになり、急いで練習しなければならない曲もなくなったわけでこの機会に昔弾いた曲でも弾いてみようと、学生時代に手こずった楽譜を出して弾いてみました。

 

10年経ったし少しは成長したかな?と思ったのですが、成長には程遠いという事実が判明。

 

せっかく時間だけはあるという特殊な状況なので、この機会に落ち着いて色々な曲と向き合えたらなと思っています。

 

基本的に落ち着きとはあまり縁がない性格の私ですが、楽器の演奏や練習に置いて、落ち着きはとても大切なことの一つです。

 

「早くテンポ通り弾けるようになりたい」、「早く合格したい」という気持ちは前向きでとっても素晴らしいと思いますが急がば回れということわざの通り、難しい箇所は特に、ゆっくり過ぎるのではないかというくらいの速度からじっくり練習して左手・右手それぞれの動きを確実に自分のものにします。

 

そうすることによって、本番中に緊張しても、身体が覚えたものをちゃんと再現してくれるようになり過去に弾いた曲も、思い出しやすくなります。

つまり、私が学生時代に手こずった曲が思ったように弾けなかったのは、その当時きちんとゆっくり練習できていなかったということ・・・
今度こそちゃんと練習します。

 

真面目なことを書いてしまいましたが、最近は引きこもっていることが気にならないようにお菓子を作ったり、飼っているうさぎと遊んだり本を読んだりしています。

 

この機会に色々なことを習得して、自粛が終わった後の生活に活かしたいですね。

 

早く元の生活に戻って、皆さまと一緒に演奏できる日がきますように。