2019.07.30

トロンボーン 原田彩香先生

はじめまして!5月よりトロンボーン講師となりました、原田彩香です。

現在は主にポピュラーミュージックやジャズのレッスンを受け持っております。

この曲をもっとかっこよく吹きたい!と言うお声や、本番が近いからもっと細かく指導してほしい!などのご希望にお応えし、トロンボーンをよりかっこよく演奏し、楽しくレッスンを行えるよう心掛けております。

 

さて、トロンボーンと言えば多くの楽器の中でも珍しいスライド楽器ですね!

トロンボーンの運指は最高7ポジションまであります。

手前から1ポジション、2ポジションと数えていき・・・そうです、トロンボーン経験者なら誰もが一度は!?苦戦するであろう7ポジション(以下【7ポジ】)が一番遠くのポジションとなります。

イメージの付きにくい方には・・・日本人の成人男性が目いっぱい腕を伸ばしてやっと届くポジションです。

トロンボーンはそのくらい長い楽器なので、小柄な方やキッズや学生さん達はどうやって吹いているの?7ポジ届くの?とよく質問をされます。

答えから言いますと「届きます!」ただ、2パターン方法がございます。

その1、スライドに紐をつける。

その2、テナーバストロンボーンを吹く。

その1のスライドに紐をつける。私はこの方法で7ポジまで届くよう調整しております。

紐の種類、指への巻き方など色々こだわっていますが、中でも一番気を付けている事は、紐の長さ!

短すぎても、長すぎてもだめです。多少の微調整はあるにせよ、ちょうど7ポジの音域に届く長さでないと意味がありませんので色々研究してみてください。

また、勢い余って管が抜けたりしますと故障の原因となりますのでこちらもご注意くださいね。

その2のテナーバストロンボーンを吹く。ざっくりご説明しますと、こちらは楽器に付いているレバーを押すことによりF管と言う管に切り替わります。

今まで7ポジで吹かなければならなかった音域がレバーを押すだけで2ポジで解決してしまうのです。ですので7ポジのピッチが安定しなく悩まれている方や低音域をもっと充実させたいと言う方はこちらの方法がとても効果的だと思います。

 

テナートロンボーンもテナーバストロンボーン・トロンボーン各種もそれぞれの良さがあるので一概にお勧めはできませんが自分に合った楽器選びと無理のない奏法で楽しく演奏できるといいですね!